会津錦/合資会社会津錦(福島県喜多方市)*価格は全て税込です

 

旧・耶麻郡高郷村、現・喜多方市高郷村に位置する小さな蔵が会津錦。喜多方市に編入されましたが喜多方駅からは車で30分近くかかる山里にあります(笑)創業は明治元年となっていますがそれ以前の記録が火災で焼失したため正確なことが不明となりました。写真中央、ゆくゆくは6代目の蔵元杜氏となる斎藤孝典くんは今年39歳。杜氏として今期で12年になりますが初めて逢った頃(11年前)に比べて技術的にも精神的にも圧倒的に進化しました。お酒がほとんど飲めないという致命的欠点(笑)を逆手に、僕が会津を訪ねるといつも運転手役を買って出てくれる優しくて気遣いのできる男の醸す酒は「優しい甘口」ここ数年は酒造好適米を使わず、地元産の食米のみで大吟醸まで醸し、そのフレッシュな酸と柔らかな甘みのバランスがまさに会津錦らしさの表現となっています。写真右の蔵人、口を開けば冗談ばかり言って一緒に居ると笑い疲れる(笑)小竹くんとたった二人だけで約300石弱を醸すという重労働ですがいつも笑顔が絶えません。人情に厚く奔放な正孝社長の創り出す自由な環境のもとでさらに進化を続けていってくれる

ことでしょう。実に面白い蔵、実に面白い酒です。 <平成27年4月記>

 

 

会津錦 純米 すっぺったこっぺった 28BY

使用米:会津産 天のつぶ 精米:70%

日本酒度: 酸度:

火入れ:あり 加水:あり

アルコール度:15度

 

価格:1,188円(720ml) 2,268円(1.8L)

 

「すっぺったこっぺった」とは「つべこべ(すっぺったこっぺった)言わねぇで」という意味の会津弁(とは言っても蔵元曰く80歳以上の年寄りしか言わないそうですが(笑))。ほのかなメロン系の香り、すーっと優しく広がる甘味と、果実のような酸味のバランスがとても爽やか。さっぱりした中に米の柔らかな甘味をちゃんと感じられる、いわば「やや淡麗な甘口」。度数も低めなのでとにかく飲み飽きません。冷やでもお燗でも楽しめる、柔らかで旨いお酒です。

 

 

 

会津錦 純米 なじょすんべ 無濾過一回火入れ 28BY *29.09.25発売

使用米:会津産 天のつぶ 精米:70%

日本酒度:±0~ー1 酸度:1.5~1.7

濾過:なし 火入れ:あり(一回) 加水:あり

アルコール度:16度

 

価格:1,296円(720ml) 2,376円(1.8L) *完売いたしました(10/25)

 

「なじょすんべ」とは「どうしようか?」という意味の会津弁。元気のない友人などに「なじょした?」(どうした?大丈夫か?)なんて使うようですよ(優しい感じでいいねぇ)。爽やかなメロン系の香りがほんのり。すっきりしたコクが口の中で豊かに、そして柔らかに広がります。程よく厚みのあるジューシーなコクでありながら押し付けがましさ皆無、飲み飽きず付き合ってくれます。冷酒でももちろんですが、常温やお燗で旨味をたっぷり味わうのもおすすめです。

 

 

 

会津錦 こでらんに 本醸造 無濾過生原酒 28BY *29.09.25発売

使用米:会津産 天のつぶ 精米:60%

日本酒度:-5 酸度:1.7

濾過・火入れ・加水:なし

アルコール度:18度

 

価格:1,350円(720ml) 2,592円(1.8L) *1.8Lは完売(10/30)

 

「こでらんに」とは「こたえられないほどいい」という意味の会津弁です(たとえば温泉に入って「ああ~こでらんになぁ」なんて使うんだそうです)。南国系フルーツの香りとコクを持つ、パワフルなお酒です。このトロリとしたジューシーなコクが出るまで発売を控えていましたが、今期は期待以上の厚みのある旨味と柔らかな酒質に育ちました。アルコール添加のキツさは皆無です。個人的にはジューシーな豚肉が食べたくなるなぁ。冷酒はもちろん、お燗もめちゃ旨い!

 

 

 

会津錦 さすけね 純米 無濾過生原酒 28BY

使用米:会津産 天のつぶ 精米:60%

日本酒度: 酸度:

濾過・火入れ・加水:なし

アルコール度:17度

 

価格:1,566円(720ml) 3,024円(1.8L) *完売いたしました(11/4)

 

「さすけね」とは「差し支えないよ、大丈夫だよ」という意味の会津弁です(なんか失敗した時に「うわっごめん」「いやいやさすけねぇよ」なんてあったかいやりとりが・・・)。穏やかな南国系フルーツの香り、キュッと利いた酸に柔らかでジューシーな旨味が広がります。今期は特に透明感も増してバランスの取れた甘さが魅力になりました。夏までは爽やかでさっぱりした美味しさ、夏以降には濃醇なお酒に育ちます。まずは冷酒で、夏以降はお燗もいいですよ。

 

 

 

会津錦 山田錦 吟醸生原酒 22BY(こだまオリジナル)

使用米:山田錦

精米:60%

その他データ:非公開

アルコール:17度

 

価格:1,404円(720ml) 2,808円(1.8L) *完売いたしました

 

通常商品の生原酒Ver.を特別に出荷してもらいました。

もともとはスッキリした酒質でしたが3年ほど(22BY)の熟成を経て、スッキリした中にも複雑な旨味が育って深みのあるお酒に育ってきました。

個人的には常温放置で、さらに図太くなった旨味を堪能して欲しいところ。

熟れた梨のような香りと相まって、かなり個性的なタイプに仕上がっています。

 

 

 

会津錦 純米 Q[ku] 無濾過生原酒/火入れ原酒 27BY

使用米:喜多方産 天のつぶ

精米:70%

使用酵母:うつくしま夢酵母(F7-01)

日本酒度:-2 酸度:1.5

アルコール:16度

 

価格:1,550円(720mlのみの販売) *完売いたしました

 

今期初めて取り組んだ、孝典杜氏の想いを込めた新ブランドです。夢酵母らしいメロン系の香りが穏やかに広がり、柔らかな酸に彩られた米の旨みが実にほっこりとするお酒。データよりは酸を感じるので爽やかに飲める仕上がりです。ラベルはわかりづらいですが「ご飯を食べるお侍さん」。「喰う」米で日常に根差すお酒を、という想いを込めた「Q(ku)」です。

Q [ku] について

 

『ニコニコを生む酒を醸したい』原点は、僕が初めて造ったお酒を幼い頃から知っている向かいのおじいちゃんに持って行った時の、あの笑顔。

だが、二十六歳で杜氏になるも、日本中を襲う日本酒離れと蔵人の高齢化の嵐は僕らの蔵にも襲いかかり、気づけば三十代たった二人で、全ての酒造りを担うことに。原点を忘れず、地元のみんなが美味しそうに食す米で、みんながニコニコする酒を創りたい。そうして生まれたのが、福島9号「天のつぶ」という食用の米を使った日本酒『Q[ku]』。一般的に日本酒に用いられる「酒米」ではなく、人が本来『喰う』米で、誰しもが慣れ親しんできたお米の持つ甘味を感じていただき、ごはんのようにどんな食事でも美味しくニコニコになれる。そんな想いで生まれたのが、このお酒です。【杜氏 齋藤孝典】

             ~ラベルの言葉をそのまま転用しました~