初雪盃(はつゆきはい)/協和酒造(愛媛県伊予郡砥部町)*価格は全て税込です

      

愛媛県松山市より南に10Kmほど、砥部焼で有名な伊予郡砥部町で「初雪盃(はつゆきはい)」を醸す小さな蔵の名前は協和酒造。どこかの大手醸造会社に似た名前ですが、初代が明治20年に酒造りを開始、当時はその名字を冠した「三谷酒造店」でスタートしていますが戦争の影響で一時廃止となり、終戦後の昭和30年に酒造家4社が集まり設立したことから「協和酒造」という願いの込められた素敵な名前が付いたそうです。

 

現在100石程度の少量醸造、そしてすべて槽(ヤエガキ!)や袋という非常に手間の掛かる方法で酒を搾っています。造り手であり6代目予定の三谷茂さんはその少量仕込の中で毎年いくつかのチャレンジを意欲的に続け、旧き佳き伝統を守りながら新しい初雪盃を構築している毎日なのです。

 

三谷さん、いい酒を造ると思います。僕が店を持つ前にご縁をいただき、7年以上前からずっとファンです(笑)初雪盃の本質は静かな波のようにスッと広がりスッと消える、まるで和三盆のような柔らかな甘さが魅力だと考えていますが、それ以外にもガッツリ力強い側面も持ち合わせます。

 

地酒屋こだまでは「しっかり味のノッた、本当に美味い初雪盃をお客さまにお届けしたい」という店主のわがまま(笑)によりその年のお酒がなかなか店頭に登場しません。なので当店で扱う初雪盃はほとんどが2年以上の熟成を経たものになっています。でもどんなにお待たせしたとしても僕の納得する味ノリが出ていない若い酒質のうちはお売りしたくないのです。初雪盃に関してはそんなスタンスで取り組んでおります、ご了承ください。

 

 

初雪盃 純米 生原酒 槽場詰めおりがらみ 28BY *29.12.11発売

使用米:愛媛県産 松山三井 精米:70%

日本酒度:-5 酸度:2.0

使用酵母:協会701 アルコール:17度

販売(予定)期間:翌年3月くらいまで?

 

価格:1,620円(720ml) 3,132円(1.8L)

 

甘い香りと目が覚めるような元気な酸とジューシーな甘味が、初雪盃の新しい一面を楽しませてくれるお酒です。松山三井ならではの軽い苦みがベースを支え、うっすら絡んだおりの甘味と柑橘系の酸味がキラキラ踊る楽しいお酒です(ガス感はありません)。春には線の細かった酒質が半年ほどの熟成を経て豊かな美味しさのバランスに育ちましたのでこの年末に発売いたします。お燗も美味しいですがまずは冷酒で、和食はもちろん、イタリアンとの相性は抜群と思います。

 

 

 

初雪盃 純米吟醸 五百万石 生原酒 28BY *29.12.10発売

使用米:福井県産 五百万石

精米:55%

日本酒度:-0.5

火入れ:なし 加水:なし

アルコール:18度

 

価格:1,728円(720ml) 3,564円(1.8L)

 

柔らかな吟醸香がふんわり。愛媛では珍しい五百万石を使った生原酒が熟成を経て複雑な旨みと深みの酒質に成長しました。吟醸香はあくまで軽め、熟成による柔らかなコクの中に透明感ある旨味がバランスよい厚みをもって口の中に広がります。少しの苦みと複雑味、軽い熟成感が初雪盃ならではの品の良い甘さとバランス。冷酒はもちろん、常温やお燗も是非お楽しみください。

 

 

 

初雪盃 純米吟醸 山田錦&松山三井 無濾過生原酒 27BY

使用米:麹米/山田錦 掛米/愛媛県産 松山三井

精米:50%

日本酒度:+2.5 酸度:1.5 アミノ酸度:1.4

アルコール:16度

 

価格:1,836円(720ml) 3,672円(1.8L)

 

柔らかな梨・バナナ系の吟醸香がほどよい華やかさを演出します。飲み口はするりと柔らかく、大人しいと見せかけて、柔らかいまま広がるコクにうっとり。あくまで静かに柔らかく、まるで和三盆のような純粋で深い甘味が音もなく広がります。松山三井の特徴でもあるほのかな苦味が全体のバランスを引締める、僕の大好きなお酒です。夏を越え、アルコール感もこなれてやっとお勧めできる状態になりました(10/15)。冷酒、またはお燗でお楽しみください。

 

 

    

初雪盃 純米吟醸 袋吊り斗瓶取り 無濾過生原酒 28BY *30.11.01発売

使用米:山田錦、松山三井 精米:50%

日本酒度:非公開 酸度:非公開

アルコール:17度

販売予定期間:年末くらいまで

 

価格:2,700円(720ml) 5,400円(1.8L)

 

僕が「初雪盃とはなんぞや?」と問われた際に「まずはこれを」と差し出すであろう1本。華やかでかぐわしい吟醸香、滑らかに広がるうっとりするようなコク。とてもエレガントで、とてもジューシーで、とても美味しいお酒です。袋吊りならではの柔らかさ、生酒ならではのとろみを感じさせる旨み、松山三井由来と思われるほのかな苦みがアクセントになり、透明感がありながらも退屈さを感じさせない個性的な酒質です。まずは冷酒から常温で、じっくりお楽しみを。

 

 

 

初雪盃 純米吟醸 夏越し酒 月光 29BY *30.09.05発売

使用米:国産米 精米:55%

日本酒度:-0.5 酸度:1.8

火入れ:あり

アルコール:16度

販売予定期間:11月くらいまで

 

価格:1,620円(720ml) 3,240円(1.8L) *1.8Lは完売(11/03)

 

初雪盃の夏酒と秋酒の間を繋ぐ酒がこの「夏越し酒(なごしざけ)」です。軽快な香りと口当たり、スッキリしていながらも適度に広がる米の旨み、軽く熟した後口のコクに「夏を越えた」熟成の旨みを感じます。軽い柑橘系の酸が全体をまとめて軽やかさもありつつ、米の旨みを堪能できる仕上がりです。まずは冷酒で、そして常温やお燗も。秋のはしりの肴と合わせてどうぞ♪

 

 

 

初雪盃 純米 秋あがり 29B *30.11.01発売

使用米:国産米 精米:70%

日本酒度・酸度:非公開

火入れ:あり(一回) 加水:あり

アルコール:15度

販売予定期間:12月初旬くらいまで

 

価格:1,350円(720ml) 2,700円(1.8L)

 

ほんのりとした吟香、スッキリした口当たりでふんわり旨みの広がる秋のお酒です。どっしりというよりは軽さの中に70%精米ならではの少し癖のある&旨み程よく熟成した旨みを持つタイプで、柔らかな米の旨みを優しくも存在感のある酸が彩りバランスへと導きます。冷やすなら軽めに、そしてもちろん常温からお燗で本領発揮!秋の脂の乗った魚料理とは相性が抜群です。

 

 

 

初雪盃 純米 生原酒 27BY

使用米:愛媛県産 媛育71号

精米:70%

日本酒度:-7 酸度:1.9 アミノ酸度:1.8

火入れ:なし 加水:なし

アルコール:15度

 

価格:1,458円(720ml) 2,916円(1.8L) *完売いたしました(11/10)

 

低めのアルコール度数(15度)で仕上げた優しいタッチの生原酒です。リンゴ・梨系の柔らかな香り、すっきりしつつも柔らかく広がる適度な旨み、甘めではありますが爽やかな酸が全体を支配してくどさを残しません。低精米からくる(いい意味で)雑な旨みもあり、薄さを感じさせずに飲める生原酒。僕は何故か煮物が恋しくなる味です。冷酒から常温、お燗まで万能です。

 

 

 

初雪盃 純米吟醸 無濾過生原酒 直汲み フクヒカリ 24BY

使用米:愛媛県産 フクヒカリ

精米:60%

日本酒度:-3

酵母:9号系

アルコール:17.5度

 

価格:1,836円(720ml) 3,672円(1.8L) *完売いたしました

 

9号系らしい、リンゴ系の素直な吟醸香が芳しく広がります。

旨味がガッツリ口の中に広がり、圧倒的な旨味の洪水となります。

初雪盃にしては甘味がストレートに来る感じ、誰にでも好まれそうな香味です。

まずは冷やで、上燗くらいにしても力強いお燗が楽しめます。