東鶴/東鶴酒造(佐賀県多久市)*価格は全て税込です

東鶴(あずまつる)酒造(佐賀県多久市東多久町)

 

平成20酒造年度より、自社蔵での酒造りを約15年ぶりに再開したのは当時28歳だった長男の野中保斉くん(現社長兼杜氏)でした。まずはたった一人だけでタンク4本、25石の造りからスタートし、21・22年度は30石、23年度は60石、そして24年度は100石と順調に生産量を増やしてきました。(26年度現在はおかげさまで約200石までに成長しました)僕が初めて蔵を訪ね、その意気込みに惚れたのはその2年目・21年度のお酒を販売している最中でしたが、その時の僕がとにかく感じたのは単純な完成度ではなく「秘めたポテンシャル」でした。蔵で初めて会った頃から22BY、23BYと徐々に進化し、さらに25BY、26BYと飛躍的に進化し酒がどんどん美味くなってきました。彼の造る酒の良さは(今のところ)おだやかな香りとしっかりした米の旨味で「食事を選ばない酒」。単純な完成度やその蔵らしさはもちろんまだまだ先かも知れませんが毎年新たなチャレンジや試行錯誤をまだまだ繰り返しながら頑張っています。この先に彼の造る酒を思うと、心からエールを送りたい気持ちになるのです。

 

                           (平成27年6月記)*平成22年より取引開始

 

<2019年4月追記>

昨夏に新しい井戸(深度約100m)を蔵内に設備したことで、今までの井戸(深度約10m)に比べてさらに柔らかな水を仕込みに使えるようになりました。試験醸造をした所とてもいい結果を得られた為、今期(2018/30BY)より新しい水での醸造をしております。同時にラベルやコンセプトも一新、気持ちも新たに造りに取り組む野中くんを、これからさらに応援して参ります。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

東鶴 純米酒 2018/30BY *2019.04.09発売

使用米:美山錦

精米:65%

日本酒度:+1 酸度:1.6

火入れ:あり アルコール:15度

販売予定期間:基本的に通年

 

価格:1,404円(720ml) 2,700円(1.8L)

 

今年から大幅にリニューアルし、とっても美味しくなった(個人的意見ですが…笑)レギュラーの純米酒です。ほのかな香りに柔らかな旨み、とにかく滑らかで引っ掛かりがなく、後口までスルリと流れます。優しく膨らむ米の旨み、それを支える穏やかな酸、うーん旨い。硬さも薄さもなく、圧倒的な進化としか言いようがありません。温度も万能、今の東鶴を物語る1本です。

 

 

 

東鶴 純米 冬支度おりがらみ生酒 2018/30BY *2018.12.12発売

使用米:雄山錦 精米:60%

日本酒度: -1 酸度: 酵母:

火入れ:なし(生酒)

アルコール:16度 

販売予定期間:2月くらいまで

 

価格:1,512円(720ml) 2,916円(1.8L) *共に完売しました(02/16)

 

毎年好評のおりがらみが今期から精米歩合を5%上げて(ラベルも中身も)リニューアルして登場です。程よい香り、さらりと飲めますがジューシーな旨みがしっかり広がって美味しいー。おりは微か(ロットによってはほとんど無いかも)ですが、槽搾りの柔らかさ、UPした透明感のある甘みとそれを支える優しい酸、とてもいいバランス。今期も期待できそうなスタートです。

 

 

 

東鶴 芽吹き うすにごり生(純米吟醸)2018/30BY *2019.04.19発売

使用米:さがの華・レイホウ 精米:60%

日本酒度:-1 酸度:1.5

使用酵母:協会14号+協会1801号

アルコール:15度

販売予定期間:5月くらいまで

 

価格:1,620円(720ml) 3,024円(1.8L)

 

軽いガス感、適度に華やかな香り、芽吹きという名前にぴったりの印象。ジューシーな甘みもそこそこありますが基本的には軽めで爽やか、キレも悪くないのでさらりと飲める仕上がりです。酒質の硬さもなく、水の柔らかさもいい方向に出ている気がします。まずは冷酒で、旬のお刺身はもちろん、春野菜や山菜の天麩羅等には特にぴったり、楽しい気持ちにしてくれるお酒です。

 

 

 

東鶴 特別純米 雄町 荒走り生 28BY

使用米:雄町 精米:60%

日本酒度:±0 酸度:1.7

酵母: 火入れ:なし(生酒) *うすにごりではありません

アルコール:16.5度

 

価格:1,512円(720ml) 3,024円(1.8L) *完売いたしました(11/24)

 

軽いリンゴ&梨系の香りをほのかに感じます。アタックの強さはなく柔らかい口当たり。そして今年から挑戦した新しい酵母の効果でフルーティなコクが柔らかな酸に支えられて、とてもジューシーに広がります。軽めではありますが今年は例年以上にしっかり旨い。雄町といえばただ濃くて重いイメージもありますが、この絶妙なバランスが東鶴の雄町らしさのひとつと僕は考えます。肴との相性は幅広そうですね。基本は冷酒で、お燗もなかなか良さそうです。

 

 

 

東鶴 純米吟醸 五百万石 無ろ過生 29BY *30.1.12発売

使用米:五百万石

精米:50%

日本酒度:-3 酸度:1.4

アルコール:16度

販売予定期間:お早めにどうぞ

                              *720ml完売(03/24)

価格:1,620円(720ml) 3,240円(1.8L) *1.8Lは完売(01/17)

 

洋ナシ系の豊かな香り、透明すぎず透明感ある旨味、柔らかな酸とジューシーな甘み、軽めながら実にバランスのいい酒質に仕上がりました。うん、美味しい♪初めて使った五百万石でしたが品のいい旨味がしっかり出ていてとってもよく出来てると思います。香り系(カプエチ系)ではありますがくどさや嫌味もなく柔らかな印象です。まずは冷酒か常温で楽しんでみてください。

 

 

 

東鶴 純米吟醸 さがの華 無濾過生 29BY *30.03.19

使用米:山田錦(麹)/さがの華(掛) 精米:55%

使用酵母:14号

日本酒度:+2 酸度:1.8

アルコール:16度

販売予定期間:5月頃まで

 

価格:1,512円(720ml) 3,024円(1.8L)  *完売いたしました(06/28)

 

香りはほんのり、リンゴ系の柔らかな芳香に、すっきりしながらもほどよくジューシーなコクが広がります。いつもの東鶴とはひと味違う、ちょっとキュートな酸が印象的で、クリア感もありながらも槽で搾る東鶴ならではの米の複雑味もしっかりあってバランスよい旨味を堪能することができます。まずは冷酒かな、食事の前半~中盤で幅広いおつまみと楽しめるお酒と思います。

 

 

 

東鶴 純米吟醸 山田錦 無ろ過生 29BY *30.01.26発売

使用米:山田錦 精米:55%

日本酒度:-1 酸度:1.6

使用酵母:10号+佐賀F7

火入れ:なし(生酒) アルコール:16度

販売予定期間:春頃まで

 

価格:1,647円(720ml) 3,294円(1.8L) *完売いたしました(03/04)

 

爽やかでほのかなリンゴ系の香り、口いっぱいに広がるジューシーな旨み、特に今期は柔らかな旨みがしっかり出ていていい仕上がり!フレッシュさもありますが山田錦らしいバランスのよい旨みが柔らかな酸と相まって濃さもあるのに飲み飽きしません。たとえ純米吟醸でも食中酒を意識した東鶴らしいお酒。冷酒でもちろん、ぬる燗~上燗にしても良さを味わえると思います。

 

 

 

東鶴 純米吟醸 山田錦 中取り火入れ 29BY *30.07.25発売

使用米:山田錦 精米:麹40%/掛55%

日本酒度:+4 酸度:1.5

火入れ:あり

アルコール:14度

販売予定期間:秋くらいまで

                             *720ml完売(12/30)

価格:1,728円(720ml)3,456円(1.8L) *1.8Lは完売(09/05)

 

香り系吟醸ではなく、優しい柑橘系の香りがほんのり広がります。スッキリとした口当たりでさっぱりとした旨みがスリムに広がります。特別純米に比べて一段上の透明感と軽さ、そして柔らかな酸がそれを支えてバランスへと導きます。派手さではなくこれが東鶴の目指す「食中酒を見据えた純米吟醸」。インパクトは弱いですが食事との相性を第一に考えた優しい食中酒です。

 

 

 

東鶴 純米吟醸 雄町 荒走り生 29BY *30.02.19発売

使用米:雄町 精米:55%

日本酒度:-2 酸度:1.6

火入れ:なし

アルコール:16度

販売予定期間:未定ですが3月頃まで?

                              *720ml完売(10/07)

価格:1,728円(720ml) 3,456円(1.8L) *1.8Lは完売(06/12)

 

桃や梨を思わせる芳香が程よく広がります。東鶴らしい柔らかな酸に支えられた滑らかな酒質、雄町ならではのジューシーな甘みが実に魅力的な仕上がりです。今期の東鶴純米吟醸に共通する香りと甘みのバランスは、昨年までのそれに比べ確実に一歩階段を上りました。透明すぎない軽やかな旨みも「東鶴らしく」見事と思います。まずは冷酒から常温で楽しんでみてください。

 

 

 

東鶴 純米吟醸 雄町 火入れ 29BY *30.07.25発売

使用米:雄町 精米:55%

日本酒度:+1 酸度:1.5

火入れ:あり

アルコール:16度

販売予定期間:秋くらいまで

                              *720ml完売(01/20)

価格:1,728円(720ml) 3,456円(1.8L) *1.8Lは完売(09/11)

 

洋梨を思わせる華やかな香りが適度に、火入れらしい柔らかな口当たりと共にジューシーな旨みが広がります。東鶴シリーズの中では最もグラマラスな味わいで数値以上の甘みも感じますが、バランスがいいので広がりすぎず食中酒にもぴったり。純然たる和食よりは洋食系の方が合わせやすいかなぁ。冷酒から常温、そして柔らかなお燗まで幅広くお楽しみいただけると思います。

 

 

 

東鶴 純米大吟醸 美山錦 29BY *30.03.19発売

使用米:美山錦 精米:45%

日本酒度:-1 酸度:1.5

使用酵母:1801+901

火入れ:あり(一回) アルコール:16度

販売予定期間:4月頃まで

 

価格:2,322円(720ml) 4,644円(1.8L) *720mlは完売(08/10)

 

洋ナシを思わせる品のいい華やかな香り、口当たり柔らかく広がる透明感のあるコク、軽やかでいながら存在感のあるボディと雪解けのような後口を持つ東鶴らしい「旨味の純米大吟醸」。野中杜氏が心に秘めていたものが昨年から少しずつ開花していますが、今期もクオリティはかなり高いと思います。大切な人と過ごす静かな時間にきっと華を添えてくれる、そんなお酒です。

 

 

 

東鶴 純米酒 うすにごり生 29BY *30.05.06発売

使用米:レイホウ 精米:60%

日本酒度:+3 酸度:1.5

火入れ:なし(生) *軽いうすにごりと発泡感があります

使用酵母:1801+901 アルコール:15度

販売予定期間:7月くらいまで

                              *720ml完売(11/01)

価格:1,404円(720ml) 2,808円(1.8L) *1.8Lは完売(07/03)

 

毎年この時期に発売されるこのお酒、軽いリンゴ&メロン系の香りが爽やかです。低めのアルコール度数でアタックが柔らかく飲みやすい飲み口を表現しています。特に今期は例年以上にフルーティな香りと適度な酸の支えるジューシーな旨味が広がり、軽い発泡感も手伝って爽やかで美味し~~~い♪暑い日にはキンキンに冷やして、でも実はお燗でも旨みを楽しめる食中酒です。

 

 

 

東鶴 活性にごり生酒 sparkling 29BY *30.06.09発売

使用米:山田錦(等外米) 精米:55%

原材料:米・米麹(等外米使用のため純米規格ですが特定名称表示していません)

*活性あり、爆発系ほどではありませんが噴き出しますので開栓にはご注意を!

日本酒度:±0 酸度:1.6 アルコール:14度 販売予定期間:8月くらいまで

 

価格:1,512円(720mlのみの販売) *完売いたしました(12/22)

 

毎年好評、三年目の「しゅわしゅわ」活性にごりの発売です。メロン&梨系の爽やかな香りと柔らかな酸と米の甘みが軽やかに広がります。今期は例年よりさらにドライなニュアンスに仕上げてるのでさらにするする飲めて困ります(笑)活性も適度に強めなので絶対に振らず、開栓してから軽く混ぜ、その後に数回ガス抜きをしてからキメの細かい泡をお楽しみください。軽やかな旨みなのでいろいろな料理に合いますし、キンキンに冷やして野外のBBQにもサイコーです。

 

 

 

東鶴 純米吟醸 白麹仕込み 29BY *30.08.18発売

使用米:美山錦

精米:50%

日本酒度:ー10 酸度:3.3

火入れ:あり アルコール:14度

販売予定期間:秋くらいまで

 

価格:1,620円(720ml) 3,240円(1.8L) *共に完売しました(03/23)

 

東鶴史上初となる「白麹」で仕込んだお酒です。甘酸っぱい香り、キュッとした酸と程よい甘みがバランスして爽やかな美味しさ!一般的に白麹は焼酎に使う麹なのですがクエン酸を多く生成するためこのような楽しいお酒ができるのです。透明感のあるクリアな甘みに柑橘系の酸が躍るので暑い日に冷やして飲むと気持ちいい!酸の利いた洋食系やエスニック系に合いますよ!

 

 

 

東鶴 特別純米 雄町 生酛造り 2017BY/29BY *2018.11.16発売

使用米:雄町 精米:70%

日本酒度:+5 酸度:1.8

火入れ:あり アルコール:17度

販売予定期間:年末くらいまで

 

価格:1,458円(720ml) 2,916円(1.8L)

 

柔らかな香り、濃醇な旨みにパワフルな酸。東鶴3年目の生酛造りが発売となりました。昨年まではやや軽めでしたが今年は飲み応えのある余韻と熟成感も少しプラスされ、より完成度が上がった気がします。生酛らしいクリアな酸にジューシーで幅のある旨みがバランスして実に旨い。現代的でありながらも本格生酛を感じさせる進化と感じます。真骨頂はやはり常温からお燗。適度な飲み応えもあり、旬の幅広いおつまみをサポートしてくれる素晴らしい食中酒と思います。

 

 

 

東鶴 特別純米 ひやおろし 29BY *30.10.04発売

使用米:麹/山田錦 掛/さがの華 精米:60%

日本酒度:+3 酸度:1.8 使用酵母:K901

火入れ:あり(一回火入れ) アルコール:16度

販売予定期間:10月いっぱいくらい

                             *720ml完売(01/24)

価格:1,458円(720ml)2,916円(1.8L) *1.8Lは完売(11/20)

   *数量限定のためお一人1本まで、かつ1.8Lは店頭販売のみとさせてください

 

東鶴らしいほのかなメロン系の香りが爽やかです。柑橘系の酸がすっきりした旨みを支え、奥ゆかしいジューシーなフルーティさが米の旨みと相まって豊かな旨味を表現しています。派手さはありませんがバランスの取れた旨味で食中酒としての実力ある一本。秋刀魚の塩焼きが食べたくなります♪軽く冷やしてもいいですが、むしろ常温からお燗でも真価を発揮すると思います。

 

 

 

東鶴 純米 お燗酒 2017BY/29BY *2018.11.16発売

使用米:国産米 精米:70%

日本酒度:+2 酸度:1.7

アルコール:15度

販売予定期間:1月くらいまで

 

価格:1,296円(720ml)2,484円(1.8L)

 

今期で4年目、ラベルも斬新なお燗酒。タンク数種類の「責め(と呼ばれる搾りの最後に搾り出す旨味の強い部分)」を野中杜氏自らが独自にブレンドした、リーズナブルな価格のお酒です。スッキリした飲み口ながらバランスのよい旨みが口の中に広がり、柔らかな余韻が残ります。冷やしちゃダメということはありませんが(笑)お燗にすることで隠れた旨みがより全開になる設計のお酒です。常温またはお燗で、この冬のお鍋のお共に定番のひとつになりそうです。